おてがみ

誰宛でもなく

夏のおわり

 

ものすごく楽しいときを過ごしていると心臓のあるあたりの管という管からなにかが逆流してきそうなきもちになるんだけど、Snow Manと夏を共に過ごすいま 〝生きてる〟ということを感じられて幸せ|背 @6oku_yen|note(ノート)https://note.mu/_q0_l/n/n4624be9fd951

 

Summer Paradise Snow Man公演期間中にこんなことを残した。

楽しくてどうしようもないとき、楽しいに頭の先まで浸かっているとき、わたしはよくこういう経験をする。感覚の方が近いかな。簡単に言えば、胸のあたりがものっすごくむかむかしちゃって、吐くものもなにもないのに吐きそうになる。対処の仕方はない。あるのかな、わからないな。ただわかるのは、市販薬を飲んだところでなんとかなるものではないということだ。だから、こういう感覚に襲われた時、どうすることもせずひたすらに抱えこみながら、ときたま吐きそう…とこぼしたりして(笑)、ああわたしはいま生きてるなあ、と噛み締めるタイムにしている。

 

こうやって自分のことを冷静に見て思ったのは、吐くものがなにもない、なんて、うそだったということ。毎日吐いてた。わたしは夏にやられて、ずっと〝楽しい〟を吐いていた。

わたしの中にあるバケツには、言葉にされる前の文字や感情がたくさん入っている。ただわたしはもの静かなほうだから、声として出ていく文字や感情が本当に少なくて。バケツは常にたぷたぷで、頭の中はパンパンだ。パンパンだから、うまく頭がまわらなくって。だからnoteやはてぶやツイッターを通して、思っていること感じていることを少しずつこぼして減らしていく作業をしているんだけど。ステージ上のSnow Manを前にすると、どうにもそれが追い付かない。人員不足で手に負えない。しゃべらない代わりに大きめなバケツを持ってるはずなのに、そんなの意味なくて、だばだばといろんな想いが溢れていってしまう。溢れる楽しいは身体の中にはおさまりきれなくて、気づいたときには、楽しかったなあ、とどこにいても何をしていても口から吐き出してしまっていた。楽しかった。楽しかったよね?楽しかったよ。本当に。楽しかったなあ。

 

どうしてだろう、なんて考えなくてもわかりきっていて、それは対象がSnow Manだからだ。SnowManだからこういう気持ちになってしまうし、わたしをこうさせてしまうのはSnow Manなのだ。毎日がおもしろくなくても、たのしくなくても、生きた心地がしなくても、生きている6人を前にするとすべてが一変する。掛け持ちが何を…と思うかもしれないけれど、掛け持ちでも、そうなんだから仕方ない。

アイドルは魔法使いみたいだなあとおもう。彼らがかけてくれるキラキラの魔法は、わたしを支配するおもたい気持ちをじわっと溶かしてくれる。その魔法はひと夏のものだから、夏が終われば速効で解かれてしまうけれど(笑)。普段のわたしの身体は、その見かけよりも数倍つよい魔法に順応できる抗体がちゃんとそろっていないから、いろんな想いがとどまれなくって逆流しちゃって、きもちわるくなっちゃう。んだと思う。なんで現場の時ってこんな気持ち悪くなってしまうんだろうってずっと思ってたんだけど、やっと答えが引き出せた気がするなあ。

 

平成最後の夏と謳われるこの夏。いつも夏は楽しい、夏、すごく楽しかった。歌や演出はさながら、ゲームコーナーやMCまであって、固定されたセトリがあったにもかかわらず、すのーまんは自分たちのものにしていた。ずっとかっこよかったな。そしてなにより、6人がずっと楽しそうだった。誰かの言葉にだれかがけらけらと笑って、それが伝染して、みんな笑ってる。笑いすぎて次の曲に行けなかったり、曲に行っても笑っちゃったりしていた。わたしもつられて笑った。ゲラゲラ笑った。季節外れの雪が積もる水道橋の地下は、本当に平和で、あったかくて、まぶしくて、いとおしかった。この世界がずっと続けばいいのにと、この一度きりの夏が終わらなければいいのにと思った。

去年の夏も、めちゃくちゃたのしくって。去年はその夏をずるずるとひきずってたのだけど、今年の夏は去年とは楽しいのタイプがすこし違っていた。だから、本当は、からりとした晴れやかな気持ちで終わってしまった夏を見送れていた。はず、だった。なのにこうしていつもの生活に戻った今になって、この夏の死を受け入れられなくなってしまった。どうして夏は死んでしまったんだろうか、とか、考えても無駄なことを考えて、夏の脆さにせつなくなってしまう。夏っていちばん儚いとおもうんだよね。

でも、受け入れられる、られないは別としても、こうして死んでいくからこそ、刹那的な彼らと生きることをやめられないのだとおもう。きっと永遠に続くものにはこんなきもちは抱かない。永遠をうたっていたとしても、すべてのものにはいつかおわりがくる。だからこそ、世界に、誰かに、何かに終わらせられる前に、ともに終わりたい。だったらわたしはSnow Manと終わりたくて。その、ともに終われる最短の時が、この〝夏〟という節目なんだろうな。

 

 

君が望むような幸せをぼくはあげられているのかな。永遠に生きよう、君に誓うから。彼らはこんな歌詞がある曲を選び、語りとともに想いを伝えてくれた。スクリーンに伝えたい文字を手書きで書いていて、客席が映ればみんなそれを見て笑顔を浮かべていた。

もうやりません!なんて言っていたほどだったのに、それでもわたしたちに伝えることを選んでくれたことがうれしかった。最後のほうには、たまにはこんなのもいいよねえ、とさえ言ってくれるようになった。そんなSnow Manがやっぱりすきだとおもった。

わたしは彼らの大きな手をぎゅっと握り返すことで想いを伝えることはできないから、こうして文字にして伝えたい。6人と過ごせた夏が、6人と生きる今が幸せだと。終わらせられてしまうときまで、わたしたちの手を引いていてほしいと。

 

 

 

いやあ、楽しかったな。夏。ありがとうSnow Man

デビューしようね。絶対!